日常生活で、どうしても生理を避けたい時があると思います。
大事な日に生理が重なって実力を出せなかったり、楽しめなかったりといったことを避けるため、生理日をコントロールすることが可能です。
少し早めにご相談いただけたら、生理を早めることで大事なスケジュールと重ならないようにできます。
また、生理を1週間程度遅らせることも可能です。

 生理コントロールとは


女性の身体にとって生理は妊娠と出産を迎える体の準備ですから、なくてはならないものです。ところがこれは、一方で女性を悩ませる存在にもなっています。生理がいつ来るかわからない、人生を決める大事な日に生理が重なってしまうなどは、女性特有のハンディキャップです。
生理コントロールはこうしたハンディキャップを、安全に、できるだけ軽くするためのもの。生理の周期が一定になり、毎月、決まった週の決まった曜日に生理になります。生理の痛みや量など不快感が軽減するので、人生をより充実させることができます。

また、複数の予定に合わせてコントロールすることもできます。時期を早める、遅くするという両方が可能ですが、早める方は低用量のピルを使うことができるのでお身体の負担も楽だと思います。また、遅くする場合には、生理を外したいとお考えになる大事な日にお薬を飲まなければならず、軽い吐き気や頭痛が起こる可能性もあります。できれば早めにご相談ください。

 生理コントロールに関する注意点


生理の日を意図的に動かすことに関しては、健康保険の適用ができません。
そのため自費診療となります。