当クリニックではピルに関して、
「将来、望んだ妊娠と出産を迎えるためにできるだけリスクがなく、女性が自分で自分の身体を守ることができる避妊法」
としてとらえています。
ピルはお薬ですから、稀とはいえさまざまなリスクがあります。
そうした点に関しても専門家の立場から丁寧な診療を行っています。
ピルは避妊を目的としていますが、それ以外にもさまざまなメリットをもたらします。 |
●生理の周期が規則正しくなる ●出血量の減少と、生理痛や月経前症候群の軽減が期待できる ●子宮外妊娠の発症頻度の低下と、良性乳房疾患、子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がんの発症頻度の低下が期待できる ●にきびや多毛症の改善 |
自分で自分を守るために |
ピルは女性が自分で自分の身体を守るためのものです。 さまざまな避妊方法がありますが、女性が自分の意志で行えるものはそう多くありません。 望まない妊娠をしてしまった時、肉体的にも精神的にも大きなダメージを受けるのは女性であることを考えたら、避妊を相手任せにするのはリスクが大きすぎます。 正しく服用したピルの避妊効果は100%に近く、さまざまなメリットもあります。 もちろん、ピルはお薬ですので、稀とはいえリスクもあります。当クリニックは産婦人科・婦人科の専門医院だからこそ、将来を見据えてより安全に、リスクの少ない診療や処方を行っています。 |
100%近い避妊効果 |
ピルはきちんと服用することで100%近い避妊の効果があります。 一般的な避妊方法であるコンドームは、正しい使用をしていても避妊確率が90%程度しかありません。 まして行為途中で装着したり、破れたり、外れたりといった場合、避妊効果はほとんど望めません。 また、膣外射精に避妊効果があると信じている方がいますが、これも全く効果はありません。 セックスをしたら妊娠するということをしっかり認識して、効果的な避妊方法を女性が自分で選択することで、ご自分の身体を守ることができるのです。 |
生活サイクルの中で生理の負担を軽く、生理サイクルが整います |
ピルを服用していると、生理時の出血量が減ります。また、月経前症候群や生理痛自体もかなり軽減します。 そのため、生理が大きなハンディキャップになることなく、スムーズに日常生活を送ることができます。 また、毎月、同じ週、同じ曜日にきちんと生理が来るようになるので、スケジュールを立てやすくなります。 大事な日に合わせて生理コントロールも可能です。 |
ピルとコンドームを併用しましょう |
望まない妊娠もですが、性病の感染を防ぐことも重要です。 最近、クラミジアや淋菌感染、そしてエイズの感染が増えています。クラミジアや淋菌感染は不妊症の原因となって、将来妊娠が非常に困難になる場合がありますし、エイズにはまだ完全な治療法がありません。 自分には関係ないと油断しがちですが、若い方を中心にこうした感染が著しく増加している現在、ご自分自身を守るためにもピルとコンドームの併用をするべきです。 コンドームが破れていた、外れてしまったといった予期せぬトラブルや、犯罪によるものなど、もし避妊に失敗してしまっても、72時間以内であれば避妊が可能です。 |
ピルの料金について |
基本はお薬代ですが、低用量ピル処方の場合、そして年に1度検査を行うため、検査料が別途かかります。 |